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​高温(600℃級)集塵機 

粒子充填層を利用した集塵装置  

直交流式立型移動層は大容量のガス処理が可能で、しかも濾材である粒子充填層の幅によりガス圧力損失を低く抑える事が出来るなどの利点から排ガス処理技術や脱塵装置として適用しました。
形式は図1に示すように、多孔板またはルーバ型パネルを使用し濾材粒子が降下し、これに含塵ガスが直交接触して連続集塵が行われるタイプです。
一方、近年石炭利用技術の一つとしてCO2削減のため石炭ガス化発電技術が取り上げられています。石炭ガス化における生成した高温ガス中のダスト除去において高温含塵ガスのダスト除去に優れたものとして、セラミックフィルターが実用化されていますがいくつかの問題を抱えているのが現状です。
 この状況をクリアするために、弊社はセラミック製二重円筒容器の環状部にセラミック濾材粒子を充填し、移動層を形成して連続的にダスト除去を行う方式(リングフィルター)を開発しました。リングフィルターは模式的には図2のように示され、気固接触は直交流式となります。ダイオキシンの再結合の触媒となる飛灰を焼却炉出口で高温のまま、ダイオキシンの再合成が起こらない温度で連続除去するのも応用の一つとしてあげられます。充填層フィルターは上述のような大型のもの以外にも応用、開発の期待されるフィルターです。 

図2平行パネル型フィルター1.jpg
図2リングフィルター1.jpg
500℃級移動層リングフィルター51.jpg
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