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無落粉空気浮上(エアリフト)コンベヤ

ケーシング下部のエアダクトより空気を噴出させてコンベヤベルトとケーシングの接触部に空気膜を形成して摩擦抵抗を軽減し、ベルトの偏芯、ベルト積載面の偏載に対するベルト左右の空気幕の均一性を保持するようにしています。

○コンベヤベルトは密閉したケーシング内に収納さ

 れ、落粉を生じない構造です。

○既に10年間の無保守無点検を達成しました。

 大容量搬送用無落粉空気浮上コンベヤ

搬送量750~1600㎥/h              

 コンベヤベルト巾400~600用

無落粉空気浮上コンベヤ

搬送量84~420㎥/h              

大容量化・高速化には搬送・リターンともに空気浮上(エアリフト)

中小容量の搬送では搬送側空気浮上式、リターン側はキャリアローラーの使用も可能です。無落粉、定期的ケース内清掃を考えると、搬送側リターン側ともに空気浮上型が望ましく、小容量角型ケーシング構造も、空気浮上としました。

当社は搬送側は積載効率を考慮して円形トラフとし、リターン側はベルトトラフをV型としています。

ベルト積載加重のないリターン側は円形トラフの場合、ベルト周縁部に局部摩擦を生ずるため、ベルト剛性を考慮してVトラフとしています。

 空気浮上(エアリフト)したときのベルトの静止摩擦係数

ベルトに搬送物を載荷したときのベルトとトラフの静止摩擦係数をモデル機を用いて試験測定し、理論検討と併せて設計データを得ています。図は浮上空気量と摩擦係数の関係を示しています。この図で無負荷(ベルトリターン側)の場合は、空気浮上無しの静止摩擦係数に対して、空気浮上の場合は、30%程度に低減して飽和を示しています。また、積載荷重のある場合は空気浮上無しの静止摩擦係数に対して空気浮上時は10~5%程度に低減します。空気流量は無積載時、静止摩擦係数の30%、載荷のときの10%の流量をそれぞれ1.0として流量比を示しています。

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