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洋上浮体式風力発電

​わが国、日本列島の排他的経済水域EEZは国土面積の12倍を有し、その面積は世界各国の8位になっています。

また大陸棚海域においては国土面積の1.2倍ですが、大陸棚においても水深30ⅿ以下の沿岸部では漁業、航路集密などから大型風力発電設置には問題があります。大型風力発電の洋上設置は水深50ⅿ以上では浮上式の採用が適します。弊社は2等辺3角形を基本とした浮上体1基に風力発電装置2台を搭載する方式(ヤジロべ方式)を採用しています。

​1、洋上風力発電の着床式と浮体式の比較

洋上風力発電には着床式、浮上式がありその形式を図1に示します。着床式にはモノパイル型、重力型、ジャケット型があります。浮体式にはパージ型、TLP型、コンパクトセミサブ型、スパー型、があります。 着床式は海深30m程度まで、深度が深くなれば洋上浮体式集合型を採用しています。水深が50m以上になると着床式より浮上式が有利ですが、弊社は多角形浮上体にトラス塔体を設置し、風力発電装置設置高さより円筒体柱とします。多角形浮上体の風上側頂点を海底からの鎖により固定長とし、その他の頂長は風下に追従させる構造とします。

図1 洋上風力発電、設置方式の比較​

2、多角形浮上体構成によるによる強風時搖動対策とコスト低減とコスト低減

多角形浮上体は実用的には3角形浮上体とし、強風時の搖動対策とコスト低減を図ります。また浮上体1基に風力発電装置2台を搭載し、ヤジロベ構造とします。

(1)風力発電装置には、風向制御装置(ヨー制御)を設置せず、多角形浮上体の頂点の1基に水中スクリュー1台を設置して風向制御をします。

(2)風力発電装置2台は、プロペラ2台の接近によるプロペラ風下の風向乱れを防止するため、プロペラ2台は正逆回転とします。

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