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​バイオ発酵ガス発電システム

バイオメタンガス発酵装置 

家畜ふん尿メタン発酵のメタンガス利用による発電と熱供給は、酪農家、養豚家へ、個別分散設置しても経済性のあることを狙いとしてプラント設計しています。

当社はメタン発酵性の向上を図るため、ふん尿を受入れた後、加温して3~5日程度、酸性成を促進し、その後、メタン発酵(嫌気性発酵)へと移ります。メタン発酵槽の容量は20~25日分程度として発酵効率向上を図っています。

バイオガス発生・脱硫・貯留

メタン発酵槽は円筒状であり、円環内部円筒部は酸化槽60m3(20m3/日×3日分)とし、熱交換部を内蔵し、酸化槽内は液循環を形成します。
メタン発酵部には円環ダクトがあり、循環ポンプにより円環内を循環し、発酵槽内のふん尿は加温器により35~40℃を保持しつつ上昇流となり、発酵槽内液面上部より嫌気性発酵(ガスは流出し、メタンガスCH₄60%炭酸ガスCO₂40%、硫化水素H₂S3000ppmを含有しています。)発酵ガスは生物脱硫塔よりケミカル脱硫塔を経て、ガスエンジン発電機に供給されます。
生物脱硫では3000ppmより200ppm程度まで脱硫し、ケミカル脱硫にて、H2Sはエンジン発電機では20ppm程度まで、燃料電池発電では1~0.5ppmまで深部脱硫します。

バイオ発酵ガスにおいて燐化合物(PH₃)などが含有する場合もあり、燃料電池利用においては、その除去も必要となります。

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