粉状タンカルによる高反応消石灰製造装置

高反応消石灰の利用

 ボイラー排煙,焼却炉排ガスなどの脱硫・脱塩用除去剤に反応性の高い高反応消石灰を使用する場合、その使用量はJIS特号消石灰の50~60%になり市場価格は特号消石灰の約2倍となっていますが浄化剤コストは同額となり、使用済み浄化剤の廃棄処理費は半減します。

(高反応消石灰の市場価格は30,000円/t、JIS特号消石灰16,000円/t,全国平均)。

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高反応消石灰製造、粉状タンカルからの焼成技術を開発

生石灰から反応性の良い高活性消石灰を製造するには消化過程でアルコール添加による方法などが一般的ですが、石灰石の焼成温度を低温化し焼成時間を短時間にすると高反応生石灰が得られます。そのためには粒径の微小な粉体状の石灰焼成技術が必要になります。
一方、粉体を焼成するには炉内での飛散性の問題があり、また焼成時間の確保が必要になります。焼成された生石灰粒子は燃焼ガス中のCO2により再炭酸化による固着閉塞トラブルが発生しやすくなります。微粒子の石灰石の焼成において低温焼成と短時間焼成を実現するために弊社は流動層と噴流層との組み合わせによる焼成炉を開発しました。

タンカル工場、排煙脱硫装置に併設容易な小型・低廉

従来,石灰焼成炉は原料に40~100mmの塊状石灰を使用し、焼成炉の焼成能力は200~300t/日の大型焼成炉でした。粉状タンカル流動層焼成炉は焼成能力10~50t/日程度でも経済性のある焼成炉です。
石灰石の破砕工程で発生する粉状石灰石、石灰石を粉砕してタンカル製造する工場、排煙乾式脱硫装置を設置している火力発電所で乾式脱硫用として高反応消石灰を製造する場合など、容易に併設可能です。燃料には重油,石炭,RDF(廃棄物固形燃料)の使用が可能です。

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